地元小学校での職業体験授業でミニ畳作りを実施

2024年7月4日（木）、龍野商工会議所青年部が主催する「たつのワーカーズ」に招かれ、たつの市立小宅小学校にて出張授業を行いました。この授業では、 5年生のうち12名の児童が「企画」「製造」「販売」という製造業の基本的な工程を、ミニ畳作りを通じて体験しました。



授業の冒頭、当社の事業内容とそこで働く社員の役割について説明しました。企画フェーズでは子どもたちが畳の名前やターゲット、ユニークな機能について自由に発想を膨らませ、続く製造フェーズでは当社の製造スタッフとともに多彩な色合いの畳を製作しました。ところどころの難しい工程に子どもたちは苦戦しながらも、自分たちの手で仕上げた畳に大変満足していました。最終段階の販売フェーズでは、営業スタッフがプレゼンテーションの要点を指導し、子どもたちは自ら作った畳を熱心にアピールしました。



参加した12名の児童からは「大好きな畳を自分で作ることができてよかった」「昔の人が手で畳を縫っていた大変さを実感した」といった感想が寄せられ、畳の良さや製作者の努力を理解する貴重な経験となりました。当社スタッフも、子どもたちの自由で創造力あふれる発想に触れ、日常業務では得られない新たな刺激を受けました。

地域社会の未来を担う子どもたちに就業体験の場を提供することは企業にとって大きな使命であり、今回の取り組みはサステナビリティへの貢献としても重要な意味を持つと考えています。当社は今後とも、地域社会との連携を深める活動を積極的に推進してまいります。